不審者情報はどうあるべきか。

私の住む地域でも割と頻繁に出されている不審者情報。

回覧板でもよく回ってくるのを見ると

物騒な時代になったものだなぁと思うばかりである。

 

しかしである。

つい先日私の祖父母が住む自治体で事件が起こった。

というより問題だと私が感じてしまうような出来事が起こった。

ちょっとリアルの事情があって長期的に祖父母宅に泊まる機会があり

よく、一緒にウォーキングや買い物について回っていたのだが

ぶっちゃけこれまでも思っていたが

人間関係がやばすぎる。

田舎だということもあるのかもしれないが

道で会えば知らない人であろうと話しかけ合い仲良くする。

つながりを持つのは当たり前、

外で雨が降り出せば信号待ち中に傘をさしていない人がいれば

傘をその方へ傾ける。

まぁその時はさすがに相手が若者だったので

変な人を見る目で見られてはいたが()

 

そんな地域であったのだが

ここ数年再開発と称して

周りにあった田んぼが宅地へと変えられ

新しい家がたくさん立ち、若い世代がたくさん引っ越してきた。

ぶっちゃけ高齢者世代がほとんどになっていたその地域が

ある種また盛り上がっていくきっかけになるのではないかと考えていたのだが。

 

おそらく新しい人間関係がうまく作られていなかったゆえに

起こったのだとは思うのだが

つい先日

不審者情報に

「おはよう。いってらっしゃい。」などと声をかけた。

といった内容の不審者情報が流れた。

 

身体的特徴などが

私の祖父にそっくりだったことから

地域での交流として

見守るつもりで掛けた

普通の声かけや人間関係が

このような形になったのだと思われる。

 

心配になることは十分理解できるし

不審者情報を共有するなというつもりは全くない。

ただ、過剰な警戒は

地域の交流すらなくしてしまうのではないか。

 

線引きは難しい問題ではあるが

何か対策を考えてほしいと

思わざるを得なかった。